最近「仮想通貨(暗号資産)」とか「ビットコイン」ってよく聞くけど、そもそも一体なんなの?超初心者向けに図解でわかりやすく説明してほしい・・・
そんな方に向けて、この記事では「仮想通貨やビットコインの基礎」をやさしく解説していきます。
\\この記事を書いた人//
こんにちは、ミリコ(@Milico_rider)です。
最先端の情報が大好きで暗号資産やNFTを複数所有してます
・仮想通貨とは?仮想通貨のしくみと特徴
・ビットコインの仕組み
・仮想通貨の種類
・仮想通貨の使い道と将来性
・仮想通貨のメリットとデメリット
情報に敏感な方や最先端の技術が好き!という方はすでに仮想通貨を持っているかもしれませんが、まだまだ少数派です。
「儲かるのかな?」なんて気になるけど、私には関係ないなんて思っていませんか?
中南米のエルサルバドルという国では、ビットコインを自国の法定通貨(円やドルのように)として認めたことで注目されました。
ビットコインや暗号資産は今後私たちの日常生活に深く浸透していくでしょう。
この記事を読んでなぜビットコインに投資するのか、なぜ騒がれているのか謎を解いていきましょう🎶
そもそも仮想通貨(暗号資産)とは? 誕生からわかりやすく解説
仮想通貨を一言で表すと
『ブロックチェーンを基盤とした独自の価値を持つデジタル通貨』
日本円や米ドルは、中央銀行・国により発行されその価値が保証されています。
これが、『法定通貨』です。
仮想通貨は、法定通貨とは異なりますが『独自の価値』を持っており、第三者と財産的価値のやり取りができます。
ビットコインの誕生について垣間見ると、ビットコインをより理解することができて楽しくなります。
ビットコインの歴史をのぞいてみましょう。
ビットコイン(暗号資産)の誕生
2008年11月、「サトシ・ナカモト」という匿名でネット上に発表された論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」によりビットコインはその産声をあげました。
サトシ・ナカモトが論文に込めた思想は『金融機関がいなくても利用者同士で直接お金のやり取りができるよね』ってこと。
翌年、2009年1月にサトシ・ナカモト本人が実装したとされるプログラムが、インターネット上で稼働しはじめます。
これがブロックチェーンです。
>> 【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明〜Step3〜
サトシ・ナカモトの思想
ビットコインは世界初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。
サトシ・ナカモトは国籍不明で、男性か女性か個人か法人かも一切わかっていません。
サトシ・ナカモトが論文に込めた思想は『金融機関がいなくても利用者同士で直接お金のやり取りができるよね』ってこと。
間に銀行などの金融機関は一切入らず、利用者同士が直接取引をする。
これが、サトシ・ナカモトが目指した世界なのです。
サトシ・ナカモトは、理想の世界を実現させるためにビットコイン(仮想通貨)とビットコインを稼働させるブロックチェーンという技術を作り上げたのです。
このサトシ・ナカモトによって「個人同士がつながる仕組み」が作り出されました。まだピンと来なくて大丈夫です!
デジタルなお金の価値
暗号資産の種類は数百種類を超え、国や金融機関の保証がないため価格はとても不安定です。
1円で買える暗号資産もあればビットコインのように1BTC=560万円(2023年11月現在)と高額な仮想通貨もあります。
これは仮想通貨の将来性を見込んで投資する人、各仮想通貨に込められた思想に共感して投資する人がいるからです。
おおざっぱにいうと、株のようなものですね。
株は認知度や期待度が上がると価格も上がりますが、仮想通貨も同じ構造です。
仮想通貨 ビットコインの仕組みと特徴
ビットコインの特徴には以下の5つがあります。
・ブロックチェーン技術が使われている
・国や中央銀行など中央集権的な管理者がいない
・分散型で管理されている
・通貨の発行枚数に上限がある
・リアルタイムで世界中に送金が可能
一つずつ説明していきますね。
ブロックチェーン技術が使われている
ビットコインはブロックチェーンという仕組みで管理されています。
ブロックチェーンとは、一つのブロックの中に「取引履歴・固有情報」などを収納して、過去から現在までの情報が収納された大量のブロックを鎖で繋げて整理する技術のこと
1つ1つのブロック(箱のようなもの)に複数の取引の記録がまとめられていて、それが鎖(チェーン)のようなものでつながっています。
ブロックに収納すると、外部からの改ざんを防げるの。ブロックチェーンはセキュリティー上とても安全な技術なのです
>> 【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明〜Step3〜
国や中央銀行など中央集権的な管理者がいない
日本円などの法定通貨は、国や中央銀行が通貨を発行し市場の動向をみながら流通量や金利を調整して、お金の価値を保証しています。
今日も明日も1万円の価値は変わりません。
ところがビットコインは、国や中央銀行の中央集権的な管理から解放された場所で「通貨」として使用されています。
これがまさに、サトシ・ナカモトが目指した世界です。
分散型で管理されている
ブロックチェーンは「分散型台帳技術」とも呼ばれたりします。
分散型というのはネットワークを管理する中央サーバーが存在せず参加者がそれぞれ繋がっているシステムです。
私たちが普段使っているサービスのほとんどが、サービスを提供する企業のサーバー(中央サーバー)に全ての情報が集められ中央集権型の管理システムで管理されています
一方で、分散型というのはネットワークを管理する中央サーバーが存在せず参加者がそれぞれ繋がっているシステムです。
通貨の発行枚数に上限がある
ビットコインが誕生した時から発行上限枚数は2,100万枚と決められていました。
これはブロックチェーン上にプログラムとして組み込まれているため、2,100万枚以上発行されることは絶対にありません。
日本円のような法定通貨は、国が景気の動向をみつつ紙幣の発行枚数の増減を決めて発行されますが、ビットコインなどの仮想通貨は、国のような中央組織が存在しないため発行枚数に上限を設けないと通貨の価値は下がり続けてしまいます。
これを避けるため、発行上限枚数を決めることでデジタル通貨に価値を与えているのです。
ゴールドも埋蔵量が決まっているからこそ価値がありますよね。それと同じ理論です。
リアルタイムで世界中に送金が可能
インターネットの環境下にいれば、ビットコインは1日24時間365日いつでも送金が可能です。
通常、海外への送金には高額な手数料がかかり着金までに数日かかります。
それをビットコインで送金すれば海外への送金も数百円程度の手数料で数分で完了します。
なぜか?
それは、仮想通貨がブロックチェーンという技術を使用しているからです。
>> 【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明〜Step3〜
ブロックチェーン 管理方法
ブロックチェーンは、「分散型台帳技術」といわれています。
取引の内容が箱に入ってて、それが繋がっているというのはわかったけど、この取引は一体誰がどうやって管理してるの?中央集権型ではなくて分散型ってどういうこと?
ブロックチェーンは管理者がいないため、複数の参加者が互いに台帳(ブロック)を共有し監視しているのです。
この参加者というのが「マイナー」と呼ばれる有志の参加者なのです。
新しい取引が発生すると、ブロックを新たに作成して一つ前のブロックと繋げなければなりません。
新しいブロックに取引内容を書き込むのと同時に、1つ前のブロックとの整合性を確認してからでなければ次のブロックをつなげることはできません。
整合性を確認するには天文学的な計算をする必要があるのです。
この一連の作業のことを「マイニング」といい、マイニングをする人のことを「マイナー」といいます。
マイナーの報酬
マイニング作業は、全世界で約10分に1個のブロックしか作れないというルールがある競争形式です。
この10分に1個の新しいブロックを作成するために、マイナーたちは激しい計算競争をします。
最も早く演算し、自分が作ったブロックが正しいものであると証明できたたった一人が勝利を勝ち取り、新たにブロックを生成し繋げることができる
その報酬として、計算競争に勝ったたった一人のマイナーには「ビットコインで報酬が払われる」のです。
ビットコインが新たに発行されるのはこのマイニング作業が成功し報酬として支払われるときだけです。
この報酬を得るために、世界中の「マイナー」たちがしれつな計算競争を繰り広げています。
仮想通貨の種類
仮想通貨=「ビットコイン」と思われがちですが、仮想通貨は今では数百、数千を超えるほどの種類があると言われています。
ビットコイン以外の仮想通貨は「アルトコイン(alternative coin:代替えのコイン)」とも言われています。
アルトコイン9種類をご紹介します。ビットコインと価格を比較してみてください。
ビットコインの価値が飛び抜けていることがわかります。
No. | コイン名 | 1コインあたりの価格 |
---|---|---|
1 | ビットコイン | 5,614,449円 |
2 | イーサリアム | 309,106円 |
3 | リップル | 99.69円 |
4 | ネム | 5.504円 |
5 | メイカー | 193,060.25円 |
6 | ライトコイン | 11,231円 |
7 | モナコイン | 65.000円 |
8 | シンボル | 4.48円 |
9 | ポルカドット | 843円 |
10 | ライトコイン | 11,236円 |
暗号資産の使い道 将来性
暗号資産の使い道として注目されているのは、送金・決済手続きです。
法定通貨を送金する従来の方法だと、手数料が高く着金までに時間がかかりますが、暗号資産で送金すれば金融機関を経由する必要がないので、国際送金でも手数料がほぼかからず数分で着金まで完了します。
決済サービスとしてもビットコインが使用できる実店舗が徐々に増えてきました。
なんとビックカメラやメガネスーパーでビットコインによる決済ができるのはご存知でしょうか?
今話題のNFTを購入する際にも暗号資産での支払いが必須となっているので、暗号資産での支払いという動きは今後徐々に拡大し私たちの生活に少しずつ浸透していくでしょう。
仮想通貨の将来性
仮想通貨は法定通貨のように価格が固定されていないため、投機の対象となり得ます。
ビットコインは今では1ビットコイン560万円を超えていますが(※2023年11月12日現在)、誕生してからの数年間はそれこそ1ビットコイン数千円という値段でした。
その頃1ビットコインを買っていたら、今では数千円が560万円に化けていたから夢がありますね。
この将来有望と思われる仮想通貨の価格上昇を見込んで投資をすることで、利益を得ることが可能なわけです。
ただ、暗号資産の価格変動はとても大きく、損失を出す恐れも十二分にあるため危険と感じる人が多くいます。
・価格の変動が大きい
・今後国による規制の対象になる可能性がある
・送金ミスの可能性がある
今後、決済サービスはさらに拡大しどこでもビットコインが決済に使用できる世界が来ると予想されます。
今のうちに、仮想通貨に触れ時代の波に乗り遅れない準備も必要です。
仮想通貨のメリット
メリットが多いように思える仮想通貨ですが、デメリットももちろんあります。
仮想通貨を実際に購入する前にしっかりとメリットとデメリットも理解しておきましょう。
仮想通貨のメリットをいくつかご紹介します。
・24時間365日取引ができる
・投機目的として、少額で大きな利益が狙える
・送金・決済手段として利用できる
仮想通貨は株のように証券取引所のオープン時間に取引が限られることはなく、24時間365日いつでも取引ができます。
また、投機目的として現時点で価格の安いアルトコインを購入し数ヶ月後、数年後に利益を手にすることも狙えます(※買ったアルトコインの価格が上がればの話)。
手数料もほぼなく一瞬で国際送金も可能で日本国内でも法定通貨同様に決済手段として使用できます。
仮想通貨のデメリット
一方で、もちろんデメリットもあります。
・値動き幅が大きく損する可能性がある
・ハッキングにより、所有している仮想通貨を失う可能性がある
・送金ミスをしても取り返せない
・国による規制が厳しくなる可能性と高い税金
どういうことかしっかり説明していきます。
メリットよりむしろ、デメリットをしっかりと理解する必要があります。
じっくり読んで、デメリットを理解してくださいね!
値動き幅が大きく損する可能性がある
仮想通貨の値動きは大きいです。
昨日まで1ビットコイン500万円を超えていたのに、今日になったら一気に450万まで値を下げるなんてことも普通にあります。
振り幅が大きい分、大きく稼げる一方で大きく損をするリスクも十分にあるのです。
そのため、慣れるまでは余裕資金を使って少額ずつ購入していくと良いでしょう。
所有している仮想通貨を失う可能性がある
暗号資産は、「暗号資産取引所」を介して購入しますがこの暗号資産取引所そのものがハッキングにあい取引所内の暗号資産が盗難にあうという事例が過去にありました。
今ではセキュリティーは大幅に改善されていますが、それでも大きなお金が集まる取引所は「狙わない理由がない」と言えます。
また、取引所のみならず私たち個人もハッキングのリスクがあります。
暗号資産はウォレット(お財布)の中に保管されますがこのウォレットがハッキングにあった場合、お財布の中に入っていた暗号資産は全て盗まれてしまいます。
「ハッキングのリスク」にしっかり備えて暗号資産の購入を楽しみましょう。
送金ミスをしても取り返せない
暗号資産はブロックチェーン技術を使用しており、書き換えることができません。
つまり、送金相手のアドレスを間違えてしまったとしても、送ってしまったお金を取り返すことはできません。
初心者のうちは、こういった「送金ミス」が多いので額が大きくなればなるほど、十分注意が必要です。
国による規制が厳しくなる可能性と高い税金
暗号資産はその便利さゆえに、今後国が規制をかけて使用を制限させる可能性もあります。
また、忘れてはいけないのが税金の問題。
株で儲かった利益に税金がかかるのと同じように、暗号資産にも税金がかかります。
今現在はまだ法律がしっかりと整備されていないため暗号資産で得た利益は現時点では「雑所得」となり、税率が変動します。
雑所得の税率は15%から最大で55%で他の所得と合わせた課税所得額となるため、利益の半分が税金に消えてしまう可能性があるのです。
今後法整備が進み税率がどのように変化するのかアンテナを立ててしっかり情報収集をしていく必要があります。
暗号資産購入方法とオススメの取引所
暗号資産の購入は以外と簡単です。
暗号資産の簡単な流れは、暗号資産を取り扱う取引所に口座を開設し、口座内に日本円を入金して暗号資産を購入するというシンプルなものです。
>>【超簡単!初心者向け】仮想通貨(暗号資産)取引所とは 〜Step5〜
【オススメ】Coincheck
初心者にオススメの暗号資産取引所はCoincheckです。
日系企業が運営しているので日本語で安心して利用することができます。
アプリもとても使いやすく、4年連続アプリダウンロード数No.1(※Coincheckサイトより引用)です。
Coincheckは独自のNFT販売プラットフォームも運営しているので、Coincheckの口座を登録すればNFTの世界もすぐに体験できます。
これから仮想通貨・NFTを始めたい方は無料登録だけでもしてしまいましょう!
>>【イラスト開設】10分でできる!Coincheck口座開設方法
BITPoint
BITPointはSBIホールディングス株式会社の100%子会社なので、日本語で安心して利用できます。
BITPointでしか取り扱っていない珍しいアルトコインも購入できるのが特徴です。
暗号資産の積み立て投資も対応しており各種手数料も無料なので、初心者の方にはオススメの取引所です。
bitFlyer
bitFlyerも日系企業が運営しており日本語で安心して取引ができます。
bitFlyerはビットコインの国内取引量がなんと国内No.1です。
セキュリティー技術がとても高くハッキングのリスクがとても低いため初心者の方が安心して取引をするにはとてもおすすめです。
>>【初心者向けイラスト開設】10分でできる!bitFlyer口座開設方法
>>【bitFlyer】日本円の入金方法 ビットコイン・イーサリアムの買い方
まとめ
暗号資産が私たちの生活に浸透するのはまだまだこれからです。
「怪しい」「怖い」とばかり思わずに、まずは無料で暗号資産取引所の口座を開設するところから踏み出してみましょう。
ただし、暗号資産は急な価格変動もあるので投機的商品と考えるにはまだまだ不安定な部分もあります。
しっかりと学び、情報収集をして少額から始めてみてください。
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