最近耳にするNFT。損をしたり盗まれたるするって聞くけど・・・安全なの?
こんにちは、ミリコ(@Milico_rider)です。
メディアで最近よく耳にするようになったNFT。買ってみたいけど複雑そうだしなんだか怖い、なんて思っていませんか?
日本でNFTを購入している人はまだまだ超少数派です。
日本にブームが来る前にしっかり学んでブームが来たら一気に波乗りをしましょう!!
でもその前に!
NFTは新しい技術なので、メリット・デメリットをしっかり抑えて安全に最先端を一緒にのぞきましょう。
そもそも NFTって何?という方はこちら↓↓↓の記事をあわせて読んでみてください。
【超超初心者向け】NFTとは?わかりやすく簡単に解説 〜Step1〜
この記事で学べること
- NFTってなに?
- NFTのメリット・デメリット
- 初心者にオススメのNFT購入プラットフォーム
- NFT取引の実例について
- NFTの将来性
\\この記事を書いた人//
ミリコです
最先端の情報が大好きで暗号資産やNFTを複数所有してます
NFTとは? 仕組みをわかりやすく解説
「NFT」とは、Non-fungible Token(代替できないトークン)の略で、デジタルデータに「唯一無二の一点もの」である証明をあたえたものです。
つまり、「複製が不可能なデジタルデータ」のことです。
・ブロックチェーン技術が使われている
・偽造が不可能
・世界に一つしかないことを証明できる
ブロックチェーンについてはこちら↓↓↓をぜひ読んでみてくださいね。
【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明 〜Step3〜
暗号資産は、誰が持っていようとその価値は変わることはなく、誰かの1ビットコインとあなたの1ビットコインは交換ができます。
一方でNFTは、ブロックチェーン技術により唯一無二であることが証明された世界に一つだけのデジタル資産です。
つまり、他のものとは交換ができません(代替え不可能)。
例えば、私が所有している猫ちゃんのNFT。トークンID が付与されていて、「所有者はあなたです」と証明されています。
この画像を他人にコピーされて使用されても、偽物が作られても、「本物は私が持っているこの猫である」と証明できるのです。
NFTの仕組み
NFTには、ブロックチェーン技術が使われています。
ブロックチェーンとは、一つのブロックの中に「取引履歴・固有情報」などを収納して、過去から現在までの情報が収納された大量のブロックを鎖で繋げて整理する技術のこと
ブロックに収納すると、外部からの改ざんを防げるの。ブロックチェーンはセキュリティー上とても安全な技術なのです
私が所有している猫ちゃんのNFTには、「Ethereum(イーサリアム)」というブロックチェーンが使用されていることがわかります。
イーサリアムは、これまでのブロックの中に情報だけではなく「アプリ」も埋め込んだ画期的な技術です。
このアプリは「スマートコントラクト」と呼ばれており、特定の条件をクリアした場合のみこのアプリを自動で起動させることができます。
つまり、安全でより便利!ということ
転売したら、所有者名が自動で変わったり、NFT作成者にマージンが入るように設定したりできるんです!
【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明 〜Step3〜
NFTのメリット
ここまで聞いてると、NFTは安全なブロックチェーン上で構築されているし世界に一つだけって証明もされているから安心!
メリットだらけだよっておもいますよね。
実際、メリットはたくさんあります。
・代替え不可能で「世界で一つだけ」を証明できる
・販売/転売等の際、手数料などの設定をプログラム可能
・誰でも作成・購入ができる
・破損や紛失のリスクがない
・投資対象としても考えられる
では、一つ一つ解説していきますね。
メリット1:代替え不可能で「世界で一つだけ」を証明できる
「代替え不可能で世界で一つが証明されている」 これはNFTの最大の特徴ともいえます。
「あなたが所有しているそのNFTが、世界でたった1つだけのデジタル資産ですよ」
ということがブロックチェーン上で証明・記録することができ、改ざんすることはできません。
そのため、誰の目からもその希少性や価値は明らかとなります。
画像、アートや音楽をNFT化して販売することは製作者や所有する側にとっても大きなメリットといえます。
メリット2:販売・転売等の際、手数料などの設定をプログラム可能
NFTは、様々な条件や設定をプログラムすることができます(スマートコントラクト)。
・作品の販売量を制限できる
・ロイヤリティが設定できる(作品が購入・転売された際に作成者に報酬が払われる)
・取引時間を制限できる
今まで、作品を勝手にコピーされ無許可で販売されてきたアーティストやクリエイターにとっては、画期的といえる大きなメリットです。
メリット3:誰でも作成・購入できる
NFTは、誰でも作成して発表(販売)することができます。これは、NFTの大きな特徴とも言えますね。
作品を制作して、NFT用のマーケットプレイスで販売するだけなので、参入の敷居は相当低く、小学生が販売したNFTが数十万円で取引されたなんてこともあります。
デジタルデータを作成しアップロードするだけで、マーケットプレイスに出品できるのです。
なんか夢ありますよね!
NFT市場は日本ではまだまだ冬の時代ですが、今後5年間で2兆円規模に急成長すると言われています。
今のうちから自分でNFTアートを作成して
NFT市場が急成長する前にしっかりタネを仕込んでおくのもいいかも!
メリット4:破損や紛失のリスクがない
実物の資産として保有する絵画、現金、着物、アンティーク品などは、破損や盗難の恐れがあります。
自然災害の多い日本では災害時に持って逃げることもできず大事な資産を守ることができません。
しかし、NFTはデジタルデータなので物理的に破損することもないし、盗難や紛失の心配もありません。
ご自身のパソコンが故障したとしても、ブロックチェーン上に記録されているためその価値が失われることはありません。
メリット5:投資対象としても考えられる
投資はあくまで自己責任ですが、NFTはこれから伸びる市場です。
日本のNFT市場はまだまだ小さく取引金額も世界に比べると低いのが現状です。
今のうちからNFTを購入し急成長と同時に転売することで差額で利益を得られることもあるでしょう。
2022年初めに、海外のコレクターたちが日本のNFTを大量購入するというNFTバブルが来ました。
そのバブルも今は一旦落ち着いていますが、NFTは何かのタイミングで爆発的に伸びる可能性を十分秘めています。
NFTは良い事ずくめだなぁって印象です。買ってみようかな🎶
ちょっと待って!
NFTに手を出すなら、しっかりデメリットも理解しておかないと!
NFTのデメリット
いいことだらけのNFTだけど、デメリットにはどんなことがあるのかしっかり学習しましょう。
✖️ 法整備が追いついていない
✖️ 手数料(ガス代)が不安定で高騰しやすい
✖️ 物理的に「所有」することができない
✖️ 著作権侵害のリスクがある
✖️ 価格が下がる可能性がある
では、デメリットを順に見ていきましょう。
デメリット1:法整備が追いついていない
NFTは歴史が浅い割に急速に市場が拡大したため、そのスピードに法整備が追いついていないのが現状です。
私が所有している猫ちゃんのNFTとうりふたつのNFTを誰かが作って販売(偽造)した場合、NFTがもつ「所有権」についての取り扱いについて法廷で争うことになり得ます。
ただ、法整備がととのっていないがためにその争いは相当長引くでしょう。
デメリット2:手数料(ガス代)が不安定で高騰しやすい
2023年現在、ほとんどのNFTはイーサリアムというブロックチェーン上で取引が行われています。
そのため、支払いもイーサリアム(ETH)という暗号資産が使用されています。
NFTをブロックチェーン上で取引する際、「ガス代」とよばれる手数料が発生します。
この手数料は、出品者が自由に設定することができるため需要が高まればその分手数料は高騰していきます。
NFT商品によっては、ガス代だけで3,000円を超えることもあるため購入者にとってはこのガス代が足かせとなっています。
デメリット3:物理的に「所有」することができない
NFTはあくまでもデジタルデータであり、絵画やスニーカー、切手などのように手元において部屋に飾ったり、手に取ったりすることはできません。
実際に「所有している」という実感は湧きにくいでしょう。
実物を「持って」いたい派にとっては、これは大きなデメリットといえます。
デメリット4:著作権侵害のリスクがある
NFTの所有者と実際の著作権の所有者が異なる場合があります。
キティーちゃんやアンパンマンをデジタル上で制作し、NFTとして販売したら通常は著作権侵害で法的措置を取られます。
ただ、今現在は法整備が整っていないためにこれが可能となってしまっており、キャラクターをNFTとして販売しているケースも海外では実際に起こっています。
今後、NFT市場がさらに拡大していくにつれこのような問題は無視できなくなるでしょう。
新しい市場だけに、課題はまだまだありますがこれからさらに伸びていく市場であることは間違いないです。
NFT取引の実例について
・X社(旧Twitter社)の元CEO ジャック・ドーシーの初ツイート
→取引額:291万5835ドル(約3億1640万円)
・デジタルアーティストBeepleの「Everydays – The First 5000 Days 」
→取引額:約6935万ドル(約75億円)
・CryptoPunks(デジタルアート)
→取引額:1700万ドル(約18億5000万円)
みなさんはX(旧Twitter)を使っていますか?
X(旧Twitter)の共同創業者であり元CEOのジャック・ドーシーが最初に投稿したTweetがNFTのオークションで約3億円で落札されました。
また、デジタルアート作家の「Beeple」のデジタルアート「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」が大手オークションハウスクリスティーズにて約6930万ドル(約75億円)で落札されたのです!!
誰もが知る大手クレジットカート会社のVisaは、Larva Lab社が運営しているNFTプロジェクトであるCryptoPunksというデジタルアートを所有しています。
NFTの将来性
市場が急拡大していて今後更なる成長が期待されるNFT市場ですが、今後の成長は期待できるか?
気になるところですよね。
法整備が整っていないことや、イーサリアムの処理速度、ガス代の高騰など課題はあるものの、今後5年間で2兆円規模に急成長すると言われています。
今後さらに活用の幅は広がり市場が拡大していくことに大きな期待が持てます。
実際、大手ゲーム会社のスクエア・エニックス、NIKE、avex、GUCCIなど名だたる企業がNFTへ参入しています。
アート、音楽、ゲーム、ファッションのみならず、不動産の所有権や会員権など多様なデジタルデータに応用でき、その幅は今後さらに広がっていきます。
初心者にオススメのNFTプラットフォーム
今後市場も拡大すると期待されているので、早い段階で実際にNFTに触れてみませんか?
「百聞は一見にしかず」です!聞くより読むよりまず体験してみるとよりNFTを理解できますよ。
NFT初心者にお勧めのプラットフォームを紹介します。
【オススメ】OpenSea(オープンシー)
一番のオススメはOpenSeaです。
OpenSeaは世界最大の「NFTマーケットプレイス(販売所)」であり、世界中のNFTがここに集結しています。
億単位で落札されている作品を観れるのでNFTの世界観を存分に体験できます。
使い方もシンプルなので、直感的に操作可能なプラットフォームです。
私も使用していますが、企業としても安定しており、ユーザー数・NFT流通数も世界一のプラットフォームです。
OpenSeaの詳しい説明は、こちら↓↓↓の記事で解説しているので、併せて読んでみてくださいね。
>>【超初心者必見】OpenSea(オープンシー)の始め方・使い方
Coincheck NFT
初心者の方には暗号資産交換業者であるCoincheck(株)が運営している「Coincheck NFT」もオススメです。
日系企業が運営しているので日本語で安心して利用することができます。
NFTの売買には暗号資産が必要です。
Coincheckの口座を登録すればCoincheck NFTに簡単にログインできるのでNFTの世界をすぐに体験できます。
仮想通貨を始めたい方にもCoincheckはとてもオススメなので、これから仮想通貨・NFTを始めたい方は無料登録だけでもしてしまいましょう!
>>【イラスト開設】10分でできる!Coincheck口座開設方法
LINE NFT
最近NFTや仮想通貨に力を入れているLINE。
LINEユーザーであれば誰ても利用できる仮想通貨をウォレット「DOSI Wallet」があり、この中にNFTの売買ができるマーケットプレイスがあります。
LINE Payを使って日本円でNFTが購入できるので初心者の方でも安心して利用できます。
まとめ
たくさんメリットはあるものの、まだまだ課題も多く残っていますが、市場が急成長しているだけに早急な法整備に期待ですね。
NFTはこれから成長していく市場です。早いうちから触れておけば最先端を体験できて時代の波に乗って稼ぐことも不可能ではありません。
NFTやブロックチェーン、仮想通貨に触れて今のうちから種をまいておきましょう!
次は、ブロックチェーンについてちょっとのぞいてみませんか?
【超初心者向け】ブロックチェーンとは?わかりやすく説明〜step3〜
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