投資を始めてみようと思うけど、どうやって始めたらいいかわからない・・証券会社もたくさんあるし、投資を始めることがなんだか億劫になる
老後2,000万円問題から始まり、政府も新NISAを導入し本気で国民に投資を推奨し始めましたよね。
インターネットの普及とともに、ネットバンクも続々とサービスを開始しています。
周りの友人も新NISAを始めたなんて言ってたけど、友人にはなんとなく聞きづらいし、投資は良くわからないしどこの証券会社を選べばいいかわからない。
なんて悩んでいませんか?
そんな方に向けて、投資を始めるまでの流れや証券会社の選び方について、わかりやすく解説していきます。
\\ この記事を書いた人 //
こんにちは、ミリコです
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
投資歴8年
・投資をやってみたいけど、始め方がわからない
・証券会社がたくさんありすぎて選べない
・オススメの証券会社を知りたい
実際に投資を始める前に、投資のリスクやメリット・デメリットなどを知りたいという方は、こちら↓↓↓の記事をぜひ読んでみてくださいね!
投資の始め方
新NISAも始まり、いつも利用している銀行や郵便局で新NISAの口座開設をススメられることもあるでしょう。
「新NISAや投資についてよくわからないし、銀行なら窓口で教えてくれるから」といって、銀行で新NISA口座や株式を購入すると損するって知ってました?
銀行の取扱商品は証券会社に比べとても少なく、手数料はバカ高いのです。
そのため、新NISAや投資信託など金融商品を購入する場合は、必ず証券会社で購入しましょう。
今はインターネットとスマホがあればすぐに株や債券を購入することができます。
とっても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
では、株の始め方の全体の流れを見ていきましょう。まず、一般的な株の購入方法です。
Step1: 証券会社を選んで、口座を開設する
今はスマホがあれば証券会社の口座を簡単に開くことができます。
必要な書類は主にメールアドレス、本人確認書類それに銀行口座です。
・メールアドレス
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・銀行口座
・楽天証券
・SBI証券
・auカブコム証券
・マネックス証券
・GMOクリック証券
Step2:証券会社の口座にお金を入れる
証券会社に口座が開設できたら、次は口座にお金を入金します。
証券口座と銀行口座を繋げてお金の移動をよりスムーズに行えるようにします。
大手の銀行であればほとんどの証券口座と銀行口座を繋げることはできますが、入出金に手数料がかかることも。
そこで、「自動入出金サービス」を利用できる銀行を選ぶとより一層手軽にそしてお得に証券口座への入出金ができます。
例えば、楽天証券に口座を開きたいのであれば、楽天銀行に口座があるとお金の出し入れはかなりスムーズです。
・楽天銀行 = 楽天証券と連携
・住信SBI銀行 = SBI証券と連携
・GMOあおぞらネット銀行 = GMOクリック証券と連携
自動入出金サービスがなくても、ほとんどの証券会社が「即時入金サービス」を扱っているので、入金したらすぐに証券口座に反映されます
Step3:株を選ぶ
Step4:株を購入する
証券口座にお金を入金したら、次は実際に購入したい金融商品を選びます。
自分の証券口座にログインをして、購入したい株、外貨、投資信託、債券などを選んで購入します。
Step5:株を保有する
Step6:株を売る
購入した金融商品は、売りに出さない限りあなたのものとして保有できます。
購入時より株価が上がった際にその株を売って利益を得るもよし、長期で保有し続けるもよし。
できれば長い間、お金に働いてもらうほうがオススメです。
これが一連の投資の流れです。
「株を買って売る」というよりは「長期で積み立てていって保有し続ける。将来、必要になった時に売る」という投資スタイルを強くオススメしています
株を売って得た利益は、20.315%の税金対象となるよ!ただ、新NISAなら課税されないんだ
積立投資の始め方
積立投資は、通常の投資の始め方と基本的には同じです。
違うのは、「毎月積み立てる」か「一度に買うか」の違いです。
積立てで購入するなら様々な国や企業の株や債券などがパックになった「投資信託」がオススメです。
オススメの投資の種類についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
世界経済は上がったり下がったりを繰り返しながら徐々に成長しています。
そのため、株価も値上がり、値下がりを繰り返しています。
一度に多額を投資するのではなく、例えば毎月1万円をコツコツ積み立てていけば、価格が上がっている時は少額を、価格が下がっている時はより多く投資ができるようになります。
このような投資スタイルを、ドル・コスト平均法といいます。
毎月の購入金額を一定額(例えば1万円)にすることで、
・株価が低い時⇨ 購入口数が増える
・株価が高い時⇨購入口数が減る
長期目線でみた際の平均購入単価が平準化される効果がある
投資を始める際には、ドル・コスト平均法での長期投資を強くオススメします
それを10年、20年と続けていると実際の投資額よりも多くのお金をもたらしてくれます。
そして、将来、実際にお金が必要になった時に少しずつ売却して現金にしていけばいいのです。
では、実際に証券口座を選んでみましょう!
初心者が証券会社を選ぶ際のポイントとオススメの証券会社
証券会社はたくさんあります。
ほとんどの証券会社がスマホとインターネットがあれば開設できますので初心者でも安心です。
でも、たくさんありすぎて選べないよ!
という方に向けて、証券会社を選ぶ際のポイントとオススメの証券会社をご紹介します。
「自分の家族が投資を始める際にオススメするなら」という前提で順位をつけています。
紹介した証券会社のサイトを見て、「使いやすさはどうか」「自分が購入したい金融商品を扱っているか」「自分の目的に合っているか」などを確認してから証券会社を選ぶようにしましょう。
・サイトやアプリの使いやすさ
・売買の手軽さや手数料の安さ
・取扱商品のラインナップ
・運営会社の信頼度
・クレカ積立などポイントのお得度
ひとつずつ解説していきます。
順位 | 証券会社 | オススメ度 | アプリの見やすさ | 取扱商品数 | 米国株 | 新NISA | クレカ積立 |
1位 | 楽天証券 | ★★★★★ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 楽天カード |
2位 | SBI証券 | ★★★★★ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 三井住友VISA |
3位 | auカブコム証券 | ★★★★ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | auPayカード |
4位 | マネックス証券 | ★★★★ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | マネックスカード |
5位 | GMOクリック証券 | ★★★ | ◎ | △ | ○ | ◎ | ✖️ |
6位 | DMM株 | ★★ | ◎ | △ | ○ | △ | ✖️ |
1位 楽天証券
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★★★★ | ◎ | ◎ |
オススメポイント | ◎サイトやアプリが使いやすい ◎ネット証券最大手で口座開設数もNo.2 ◎投資信託・海外株など取扱銘柄数がトップクラス ◎株式の売買手数料が無料 ◎1株から株式が購入可能 |
楽天証券のサイトは使いやすさ抜群です。
初心者でも直感的に使用できるので購入に手こずることはないでしょう。
取引銘柄、金融商品の多さ手数料の安さに加え、iDeco/新NISA口座も開けますので楽天の口座を持っておけば他はいらないというくらいオススメです。
「楽天銀行」との連携によりお金の出し入れもとてもスムーズ。
1株から購入が可能な「かぶミニ®」もあるので、初めてでも少額から株の購入が楽しめます。
楽天ポイントで投資が可能ですし、毎月の積立を楽天カード払いにすれば、その分ポイントも付与されます。
楽天証券を選ばない理由を探す方が大変なほど、オススメできる証券会社です。
\\ 楽天証券のリンク↓↓↓ //
楽天証券
最近楽天について心配なニュースが流れているので、「楽天はちょっと・・」なんて方も多いはず。でもご安心を!楽天証券と楽天銀行の経営は絶好調で、口座開設数もNo.2なんです
2位 SBI証券
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★★★★ | ◎ | ◎ |
オススメポイント | ◎ネット証券最大手で口座開設数がNo.1 ◎投資信託・海外株など取扱銘柄数がトップクラス ◎株式の売買手数料が無料 ◎1株から株式が購入可能 |
私は楽天証券とSBI証券に口座をもっていますが、どちらも同率一位といったところ。
正直、サイトの見やすさ、使いやすさでいえば楽天証券の圧勝です。
ですが、取引銘柄、金融商品の多さ手数料の安さに加え、iDeco/新NISA口座、外貨預金などサービスも充実しており総合的に評価するとナンバーワンともいえます。
1株から購入が可能な「 S株」というサービスがあるので、まとまったお金が準備できなくても大丈夫!
三井住友カードを利用して投資信託などを積立すると、Vポイントが付与されるので、クレジットカードでの積立がオススメ。
楽天にするかSBIにするかは、サイトの見やすさなど個人的な好みで決めればいいと思います。
それくらい、楽天とSBIは差がないと言えます。
\\ SBI証券のリンク↓↓↓ //
SBI証券
私は、楽天とSBI証券で選べなかったので両方の口座を開設して、「新NISA用」と「高配当株用」で分けて使ってますよ
3位 au カブコム証券
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★★★ | ◎ | ◎ |
オススメポイント | ◎銘柄検索が初心者でも簡単 ◎クレカ積立のポイント還元率が高い ◎株式の売買手数料が100万円まで無料 ◎1株から株式が購入可能 |
auユーザーならauカブコム証券がオススメです。
au PAYカード決済による投資信託の積立をすると、1%のポイントが還元されます。
Pontaポイントも投資に利用できるので、au経済圏を利用している方はauカブコム証券を使ってみるといいでしょう。
日本株は通常100株からしか購入できませんが、auカブコム証券なら「プチ株」を利用すれば1株から購入可能です。
また、au PAY、au PAY カード、auカブコム証券をそれぞれ指定の方法でauじぶん銀行と連携すると、円普通預金の金利が最大で通常の200倍の年0.20%にアップします!
auユーザーで投資を始めてみたいなと思う方は、auカブコム証券をお勧めします。
\\ auカブコム証券のリンク↓↓↓ //
auカブコム証券
auユーザーでない場合は、auカブコム証券で口座開設してもあまり恩恵はうけられないかなというのが正直なところ
4位 マネックス証券
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★★★ | ◎ | ◎ |
オススメポイント | ◎投資初心者応援プログラムが充実している ◎クレカ積立のポイント還元率が高い ◎米国株の取扱銘柄が多い ◎docomoやイオン銀行との提携により今後さらにサービスの充実が予想できる |
マネックス証券は、マネックスカードで積立投資をするとポイント還元率が最大1.1%(最大5万円まで)となります。
人気の米国株も取扱銘柄がなんと5,000超!
2024年1月よりdocomoやイオン銀行と提携したことで、docomoユーザーであれば、dカード積立も可能となり今後更なるサービスの充実が予想できます。
投資初心者のための教育コンテンツも充実しているため、docomoユーザーや特定の「経済圏」を利用していない方はマネックス証券がオススメです。
\\ マネックス証券のリンク↓↓↓ //
マネックス証券
楽天やSBIはすでに「経済圏」が出来上がっていますが、これらの経済圏を特に利用していない方であれば、マネックス証券で口座を開設してみましょう
5位 GMOクリック証券
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★★ | ◎ | ◎ |
オススメポイント | ◎取引ツールが使いやすい ◎株式の売買手数料が100万円まで無料 ◎GMOあおぞら銀行との連携でお金の移動がスムーズ ◎100円から投資信託の積立ができる |
GMOクリック証券のアプリは使いやすいと評判です。
GMOあおぞらネット銀行を持っていると、預金金利が優遇されます。
また、銀行口座から証券口座へお金が自動振替できるので買付の際にわざわざ証券口座へ入金する手間がかかりません。
投資信託も100円から積立が可能です。
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GMOクリック証券
新NISAにも対応しているので、GMOあおぞらネット銀行を持っている方は、GMOクリック証券で口座を開設するとお得です
6位 DMM株
オススメ度 | 新積立NISA | 投資信託 | |
評価 | ★★ | △ | ◎ |
オススメポイント | ◎取引ツールが断然使いやすい ◎「スマホでスピード本人確認」をすればその日のうちに売買開始可能 ◎米国株の取引手数料が無料。国内株式も低い手数料で取引可能 ◎25歳以下なら国内株式の現物取引も実質無料 |
取引ツールの使いやすさはさすがWEBの会社といったかんじで、デザインも洗練されており初心者でも迷うことなく売買が可能です。
多くの方が気になる米国株式の取引手数料が無料で、国内株式も低コストで売買が可能です。
また、25歳以下であれば国内株式の売買手数料も実質無料になります。
特に米国株に興味がある方は、DMM株で口座の開設がオススメです。
\\ DMM株のリンク↓↓↓ //
DMM株
DMM株では新NISAの積立投資枠の取扱はなく、成長投資枠の1,200万円のみの取扱しかないから、新NISA枠を重視したい方には不向きだよ
番外編 松井証券
25歳以下なら取引額に関係なく手数料が無料です。
他の大手証券会社と同様、取引銘柄、金融商品は豊富。
さらに、楽しみながら投資を動画で学べる「マネーサテライト」なども運営しているので、さまざまな観点での情報収集が可能です。
サイトを確認して使いやすそうだなと思ったら松井証券で口座を開いてみましょう。
\\ 松井証券のリンク↓↓↓ //
松井証券
まとめ
どの証券会社でもほとんど新NISAやiDecoに対応しています。
ちなみに私の場合は、「新NISA」は楽天証券で、「iDeco」「高配当株」「外貨」がSBI証券です。
初心者の方が証券口座を選択する際のキーポイントとなるのは、アプリの使いやすさと手数料の安さかと思います。
ツールが使いづらいと、アプリを開くのがだんだん億劫になってきます。
まずは、証券口座を開く目的をはっきりさせ、自分が今現在使用しているクレジットカードの種類や、利用している経済圏(楽天経済圏、SBI経済圏、au経済圏など)を考慮し、アプリが見やすい証券口座を選びましょう。
特に決まった経済圏やクレカの利用がない場合は、「楽天証券」を選択しておけば失敗はないでしょう。
まずは、一つでも口座を開いてみて実際に投資信託を購入しよう!
慣れてきたら徐々に自分の好みもわかってくるので、その際に別の証券会社を検討してみてもいいでしょう。
>>【投資初心者入門】投資の基本知識 Part5 〜投資のリスクと回避方法 メリットとデメリット〜
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