貯金したいけど、なかなかできない。どうしたら貯金できるようになるんだろう・・・
最近、お給料は増えないのに物価ばかり上がっていて生活がどんどん厳しくなってきましたよね。
これからもっと物価が上がったら老後が不安になります。
貯金するために今日から節約を頑張ろう!と思ってもなかなか長続きしない・・・
そんな方に向けて、この記事では貯金ゼロだった私が手放したらお金が貯まるようになったアイテムについてお話しします。
ぜひ最後まで読んでくださいね!
- 厚いお財布
- ポイントカード
- 使っていない銀行口座
- 服
- 収納ケース・洋服タンス
- 大きな家具
- 専用グッズ
- 見栄や他人基準で購入したもの
- SNS
- お菓子類
貯金をすることが難しいと感じている方も、身近なものを手放すだけで案外簡単に貯金体質になるよ!
\\ この記事を書いた人 //
こんにちは、ミリコです
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
投資歴8年
>>【年間100万円を貯めよう】固定費の見直し方 〜家計管理〜
>>低収入でも貯金する方法 ゆとりのある生活のための家計管理
お金がたまらなかった理由
数年前までの私は、「買い物が大好き」というわけでもないのになぜかお金がたまらず、貯金がほぼない状態でした。
きっと、同じような悩みを持った方も多いのではないでしょうか。
コロナを機に生活を見直し、貯金ができる体質に改善できた私が、実際に実践して効果があった方法をご紹介します。
最初に、生活を見直した際に『お金がたまらなかった原因』がいくつかあったのでご紹介します。
- 考えずに安易にモノを買う
- モノが増えて部屋が散らかっていた
- 仕事のストレスを発散するため、衝動買いを繰り返していた
- 行きたくない飲み会に行っていた
- 見栄で買っているものがあった
- 家計管理をしていなかった
① 考えずに安易にモノを買う
友人と出かけた際や仕事帰りなど、ちょっと立ち寄ったお店で可愛い服を見つけてしまい、『衝動買い』をよくしてました。
後々考えてみると、自分には似合わない色合いだったり、必要のないものだったりして結局部屋の奥にしまいこまれていました。
「可愛いから」「安いから」「友人が買うから自分も・・」といった具合に、深く考えずに安易にモノを買っていると、お金はどんどん出ていきます。
今は、買いたい衝動にかられたら、一度立ち止まってよく考えるようにしています。
・「本当に必要だろうか?」
・「今持っているもので代用できないか?」
・「自分は本当にこれが好きか?」
1週間考えて、それでも欲しいと思ったものであれば購入しています。1週間後に売り切れていたら、「そもそも縁がなかったモノ」と考えるようにしています
② モノが増えて部屋が散らかっていた
以前の私の部屋は、モノで溢れていました。
洋服タンスや収納ケースは、あって当たり前と考えていたのです。
爪切りが3つ、目薬が2つ、無いと思って買ったら家にあった・・なんてことはしょっちゅうでした。
安易にモノを買っていた結果、部屋がモノで溢れ生活しずらい環境になってしまっていたのです。
部屋がモノであふれていると、探し物もみつからないし、生活がしずらいので知らず知らずのうちに「ストレス」が溜まってしまいます
③ 仕事のストレスを発散するため、衝動買いを繰り返していた
会社員時代、「1日14時間勤務で睡眠は5時間程度」という生活を繰り返していました。
今考えると恐ろしいし、あのまま続けていたら病気になっていたかもしれない・・・と思います。
仕事のストレスを発散するため、買い物や旅行をしまくった結果、「年収700万円で貯金ゼロ」という状態に陥っていました。
年収が平均以上でも意外と貯金がないなんてよくある話だよね
④ 行きたくない飲み会に行っていた
週末は必ず予定を入れていました。
「予定がない金曜日」なんてありえない!と思い込んでいたのです。
あまり乗り気ではない飲み会に行っては5千円、たいして仲のよくない同僚との食事に5千円・・・
お金はもちろん貯まりませんでした。
今は、本当に行きたいと思える飲み会にのみ参加しています。思い切って断ってみると、時間とお金に余裕が出てきますよ
⑤ 見栄で買っているものがあった
いい年なんだし、時計くらいいいモノを持たなきゃ
30代になったら、ブランドのバッグの一つくらい持ってないと・・・
なんて、友人から言われたりして見栄で高級な時計やブランド品を買っている時期がありました。
ブランド品が、本当にあなたの心を幸せにしてくれるアイテムなのであれば全く否定はしません。
私の場合は「カッコよく思われたい」「自慢したい」という軽率な気持ちで買っていたのです。
他人の目を気にする生き方は、「他人の人生を生きている」のと同じです。わたしは「自分の人生を生きる」という選択をしてから、見栄がなくなりました
⑥ 家計管理をしていなかった
私はこれまで、収入と支出についてほぼ無頓着でした。
特に支出については、家計簿もつけておらず、レシートは見返すこともなく捨てていたので、毎月いくら使っていたのか全く把握していませんでした。
家計簿をつけるようになって愕然・・・
毎月、収入を上回るほど支出していたのです。つまり、赤字家計。
ボーナスも全て生活費に回してなんとか赤字を補填している状態でした。
貯金体質になるには、自分の収入と支出を知ることが大切だよ!
手放したらお金が貯まるようになったアイテム10選
実際に私が手放したらお金が貯まるようになったアイテムをご紹介します。
以下のアイテムは、「私が」手放したらお金が貯まるようになったアイテムというだけで、これらを持っていることを否定しているわけではありません。
ただ、私はこれらを手放してから4年で800万円貯めることができたので、「参考」にしてみてください。
- 厚いお財布
- ポイントカード
- 使っていない銀行口座
- 服
- 収納ケース・洋服タンス
- 大きな家具
- 専用グッズ
- 見栄や他人基準で購入したもの
- SNS
- お菓子・飲み物
① 分厚いお財布
以前は、長財布を使っておりたくさんのポイントカード、銀行のカード、大吉のおみくじ、レシートでパンパンでした。
そこで、思い切ってお財布を捨ててカードが数枚と、小銭がちょっとしか入らない小さなお財布に切り替えることにしました。
何件もお店を周り、理想のデザインのお財布を見つけたので、使い心地も完璧で長く愛用できています。
お財布が小さくなったことで、お財布の中を管理しやすくなりました。
現金は持ち歩かず、家計簿アプリに連動させているクレジットカードや電子マネーで決済をしています。
支出が自動的に家計簿アプリに記載されるので、家計簿をつける手間もありません。
家計簿はどうしても手間がかかり長続きしません。アプリと連動させることで、手間もなく管理しやすくなりますよ
② ポイントカード
お財布を小さくした際に、一緒にポイントカードの類も捨てました。
ポイントカードは、一見お得に感じますが、「ポイントの有効期限が切れちゃう」からといって必要ないモノを無理に買ってしまうケースがあります。
『ポイントを使う』ことが目的になってしまい、逆に無駄使いに繋がってしまうのです。
ポイントカードは、私たちのお財布からお金を奪うための企業の戦略です。
「本当によくいくお店」のポイント以外、全て捨てました。
楽天ポイントのように、ポイントと交換できる商品の数が無数にあるようなポイントはいいですが、「このお店だけ」でしか使えないカードは思い切って捨ててしまいましょう。
私は、楽天ポイント・Tポイント(現Vポイント)のみを利用しています。集約させることでさらにポイントも貯まりやすくなります
③ 使っていない銀行口座
今まで使っていた銀行口座を数えたら、なんと6口座も持っていました。
以前勤めていた会社指定の地方銀行、実家にいた際に利用していた地方銀行、都市銀が3口座それに郵便局。
でも実際に使用していたのは1口座のみでした。
そこで、6口座は全て解約し、新たに楽天銀行と住信SBI銀行の口座を開設しました。
解約するのはとても手間ですが、その分通帳やカードが消えたことで心がスッキリしてとても管理がしやすくなりました。
ネット銀行はスマホさえあれば利用できるし、金利も大手銀行に比べて高く設定されています。
2口座じゃ足りない・・という方でも、住信SBI銀行なら1つの口座内で10個の「目的別口座」に分けることができます。
1つの口座内で「目的別口座」にわけることができるなら、たくさんの通帳やカードを持たなくて済むから便利だよね
④ 服
私のクローゼットは洋服で溢れていました。
それなのに、毎朝「今日は何を着て行こう」と悩んでしまっていたのです。
服を大量に持っているのに、着る服がないという矛盾に陥っていました。
それは単に「お気に入りの服がない」状態だったことに気づきました。
安い服をたくさん買っていたので、お手入れもせず床に脱ぎ捨てるなど大切に扱うこともしませんでした。
まさに「安物買いの銭失い」状態だったのです。
着ていて心がハッピーにならない服は全て捨て、今では高くても本当に心がときめく服しか買いません。
全てがお気に入りの服なので、毎朝着る服で悩むこともなくなりました
⑤ 収納ケース・洋服タンス
洋服を捨てる際に、一緒に洋服タンスや収納ケースも捨てました。
収納ケースがたくさんあると、どうしてもそこにモノを入れたくなります。
モノを入れるためにまたモノを購入するという悪循環が生まれるのです。
そこで、収納ケースや洋服タンスを捨て、強制的に収納ができない状態にしました。
洋服はハンガーにかかるだけ、お気に入りの収納ケースを数個のみ残しそこに全て収まるようにしました。
これにより一気にモノが減り、探しやすいし管理しやすい快適な空間が生まれ無駄にモノを買わなくなりました。
モノが多いと、気付かないうちにストレスを感じてしまうので要注意です
⑥ 大きな家具
私の部屋には、大きな家具がいくつもありました。
ベッド、3人掛けソファー(一人暮らしなのに)、ローテーブル、テレビ台、ダイニングテーブル・・・
思い切って、ローテーブルやソファーを捨て、ダイニングテーブル一択にしました。
大きな家具がなくなったことで、より小さな部屋に引越し家賃を下げることに成功。
ソファーがない分、ダラダラする時間も減り自然とダイニングテーブルに向かい勉強や副業をする時間がとれるようになりました。
大きな家具を捨てるのはとても勇気がいります。勢いで捨てると後悔の原因になるので、まずは、「1週間使わない」で様子を見てみましょう
⑦ 専用グッズ
今はいろんな専用グッズや便利グッズがあります。
「お風呂専用洗剤」「ゆで卵専用調理器」「まな板用シート」あげだすとキリがないほど便利グッズで溢れています。
これらのグッズは、確かにとても便利なのですが「専用」なのでそれ以外の利用価値がなく、モノが増えてお金が減るばかり・・
いくつかの用途に代用できる『汎用製品』を購入すれば、物を増やさずにあらゆる用途で使用することができます。
例えば、ウタマロという洗剤は素手でも使えるほど環境や人体に優しく、お風呂洗い、トイレ掃除、床掃除、キッチン掃除の全てに利用できる優れものです。
お風呂用、トイレ用、キッチン用など別々に購入せずウタマロ一本で事足りるので、ストックも増えず保管するスペースも不要です。
⑧ 見栄や他人基準で購入したもの
「人からカッコイイと思われたい」「自慢したい」という気持ちは誰もが少なからず持っている感情です。
それが強すぎると、「周りからの評価」を基準にモノを購入するようになってしまいます。
ブランド品のバッグや時計を持っている友人と競うようにモノを買ったり、自慢したいが為に高級品を買ったり。
見栄はあなたをどこにも連れて行ってくれません。ただ、お金を失うだけです。
私は「他人からどう思われようと、私はこれが好き」と堂々と口に出せるモノを買っています。
「他人基準ではなく自分基準」でモノを選択し、購入すれば、自分が大好きなモノだけに囲まれて生活することができます。
⑨ SNS
「朝起きてまずスマホをチェック」していませんか?
友人の「リア充風ライフ」や他人の「キラキラな生活」が途切れることなく流れてきます。
それをみて、本当に気持ちよく「いいね」が押せる時と、気持ちが沈むときがありました。
仕事のストレスがある時や、悲しいことがあったときに SNSを見ると、「自分の人生はなんて惨めなんだ・・」なんて余計に気分が落ち込みました。
他人に振り回されずに毎日笑顔で暮らす為に、SNSを一切やめました。
SNSを見なくなってから、「私もあのバッグが欲しい!」といった誘惑がなくなり買い物欲がかなり減りました。
自分は自分、他人は他人。比べる必要は一切ありません。比べるなら、「昨日の自分」と比べましょう
⑩ お菓子・飲み物
長時間労働をしていたので、間食は必須。
通勤途中、毎日コンビニに寄って甘いお菓子・パン・飲み物を毎日のようにちょこちょこ買っていました。
甘いモノは血糖値を一気にあげてしまう為、体がインスリンを出して血糖値を下げようとします。
血糖値が乱高下することで、体は一気に疲れを感じまた甘いモノが食べたくなる・・という悪循環を繰り返します。
健康面と金銭面を考え、マイボトルにお茶を入れ持ち歩き、お菓子類は低GI食品に切り替えました。
・ナッツ類
・大豆焼き菓子
・ヨーグルト
・蒸したさつまいも
・りんご
人生100年時代と言われる今、低GI食品やマイボトルを持ち歩くことで節約しながら健康寿命を延ばせるので一石二鳥ですね
節約のヒント
節約と聞くと、「我慢しなければならない」「楽しく生活できない」と考えがちです。
そんな堅苦しく考えず、気軽にできることから始めてみることをお勧めします。
「気軽にできて長続きする」ことが重要です。
・部屋の片付けをする
・小さなことから始めてみる
・無理をしない
部屋の片付けをする
「部屋の片付けをする」ことは、節約への第一歩で取り掛かりやすい項目です。
ドラマで「お金持ち」と「貧乏な人」を表現する際
・お金持ちの部屋 = モノが少なく、見える床の面積が広い。部屋がシンプルで整っている
・貧乏な人の部屋 = モノで溢れ、床が見えない状態の汚い部屋
こんなふうに表現されていることをご存知でしょうか。
そもそも、モノが少ない部屋なら、部屋が散らかることもありません。
まずは、少しずついらないモノを捨てることから始めてみましょう。
勢いで捨てすぎないよう注意しましょう。「捨てちゃったけど、結局必要だった」といって、結局買い直すことになったら本末転倒です
小さなことから始めてみる
会社帰り、コンビニでコーヒーを買いたいと思ったけど、ちょっと我慢して家でインスタントコーヒーを入れて飲む
最初は、こういった小さなことから試してみましょう。
毎日コンビニに行くのであれば、「1週間のうち1日だけ行かない日を作る」とか「いつも買っていたお菓子を一つ減らす」とか、そんなことから挑戦してみましょう。
小さなことを少しずつ積み重ねていくことで、「ちょっとした我慢」が、我慢と感じず「当たり前」になっていきます。
少しずつ貯金が増えてくると、「これにこの金額を払うのはもったいないなぁ」と感じるようになってきます。
そう思えるようになってきたら、「貯金体質」に変わっている証拠です!
毎日コンビニでお茶を買っているなら、マイボトルにお茶を入れていくだけでも、かなり節約になりますよ
無理をしない
節約は、長続きすることが重要です。
我慢しすぎたり、節約しすぎたりすることはオススメしません。
全ての飲み会を断ったり、買いたいモノを全て我慢することが節約ではありません。
友人との楽しい食事や、推しのための投資は人生を豊かにしてくれます。
自分を笑顔にしてくれることには惜しみなくお金を出しましょう。
逆に、「楽しくないこと」「欲しいと思えないこと」「なんとなく買っているモノ」にお金を使うことをやめてみる。
これだけで、少しずつお金は貯まるようになります。
私たちは知らずうちに「使いすぎ」ているんです。少しお財布の紐をしめるだけで、お金は貯まりはじめます
まとめ
節約は、無理をしてキツキツの生活をしたり、我慢をしすぎることではなく、「楽しんで」やるものです。
「少し遠くのスーパーなら牛乳が5円安い」といって、わざわざスーパーをはしごしたり、冬でも水で食器を洗ったり・・・
この手の節約は、労力の割に節約効果が低いのでお勧めしません。
それよりは、飲み会に誘われたら「3回のうち1回は断る」ようにするだけで、5千円は浮きます。
日常の無駄使いを見直して、まずは「手放す」ことから始めてみてください。
貯金が増えると、将来の安心感も増し、より豊かな生活を送ることができます。
少しずつでも実践してみて、自分に合った節約方法を見つけてくださいね。
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